コスモ石油の木村彌一社長は3月27日、社長交代の記者会見で後継者として森川桂造副社長を選んだ理由について「成長が見込まれる海外事業を進める中で、(森川)新社長は海外経験が豊富で、適任であると思ってお願いした」と述べた。

木村社長は森川氏について「私が社長就任時は営業担当の専務で改革に努力してくれた。その後、企画部門で中期経営計画策定の重要政策決定をサポートしてもらった。社外からの信頼も厚く、表面はソフトだが芯は強い。人間性に優れている」と評価。ただ、特に後継者として最も重視したのは、豊富な海外経験。

森川氏によると1971年にコスモ石油に入社後、生産部原油グループで原油の調達業務を手掛け、中国の国際石油に出向後、米国に2年間留学、その後も米国やシンガポールでで輸入関係を担当するなど「企画部の前はほとんど海外だった」という。

社長就任後は「市況にもよるが、アジアをはじめ、海外展開を積極的に取り組みたい」と述べた。