F1マレーシアGP表彰台(3月25日)

マクラーレン代表マーティン・ウィットマーシュは、F1マレーシアGPでのフェラーリの衝撃的な勝利(25日)が、タイトルレースの予想をひっくり返したと語る。

当のフェラーリは、大幅なアップデートが投入されるスペインGPまでは、我慢のレースをすると覚悟していた。しかしアロンソのセパンでの見事なドライビングによって、一気にタイトル争いの有力候補に浮上した。

ウィットマーシュのコメントだ。

「タイトル争いの可能性はオープンになってしまった。われわれがこの先もレースに優勝を重ねてタイトルに手を伸ばす可能性も大きいだろうが、そのためにはミスをすることなく十分な開発スピードを保つ必要がある」

フェラーリの予想以上の健闘について、5月とも言われるアップデートマシン投入が為された場合に脅威と感じるかという質問に対しては、「マラネロからの脅威は常に感じていた。タイトル獲得を目指す戦いは不安との戦いであり、ほんのわずかのパフォーマンスを絞り出す努力の積み重ねでもある。精神状態を率直に語れば、誰かが突然大飛躍の端緒をつかんで一気に追い越されるのではないかという怯えだね」

「ただし、タイトルレースはまだまだ先が長い。われわれは決して悪い状態にはない。それでも、勝利が約束されていると考えるのは禁物だ。今年のタイトルの行方を確信を持って予想できる者はいなくなったが、このスポーツの為には、むしろそうであるべきだと私は考えている」

アロンソ(フェラーリ。3月25日、F1マレーシアGP)