日産ゴーン社長いわき工場視察《撮影 小松哲也》

日産自動車のカルロス・ゴーン社長は26日、東日本大震災の被災から1年が経過したいわき工場(福島県いわき市)を視察し、「いわき工場の復旧は目覚ましいものがあった」と従業員を激励した上で、「いわき工場は今後も日産の家族の一員として残る」と強調した。

ゴーン社長がいわき工場を訪れるのは震災後3度め。ゴーン社長は視察後、工場従業員との意見交換会に臨み、「いわき工場の成果は、世界中の日産従業員の模範となった。いわき工場のみなさんには、日産の一員として残っていただくことを私は約束する」と述べた。

またゴーン社長は報道陣に対し「工場の復旧は極めて短期間でできたと思う。その理由は通常の生産に戻ったというだけではなく、いわき工場はこれまで以上に品質改善に努めたということだ」と指摘した。

インフィニティブランド車向けなどの大排気量エンジンを製造する、いわき工場は東日本大震災の震源に近かったことから、震災当日やその後の余震で工場内の地盤が最大15cm沈下したほか、鋳造溶解炉が固まるなど、日産の施設の中で最も被害が大きかった。

日産ゴーン社長いわき工場視察《撮影 小松哲也》 いわき工場内の地盤沈下個所《撮影 小松哲也》 日産ゴーン社長いわき工場視察 日産ゴーン社長いわき工場視察 日産いわき工場