日本鉄鋼連盟の林田英治会長は3月23日、定例会長会見で、東日本大震災で発生した東北地方のがれき処理問題について「できることは全力をあげて協力したい」と述べ、がれきの焼却に前向きに取り組んでいく方針を示した。

林田会長は「持っている焼却施設が各社によって異なるため、どういう処理ができるかをこれから検討する」と述べ、今後鉄鋼連盟として各社が持つ焼却施設や受け入れの意向を調査することを明らかにした。

ただ、放射能汚染の懸念から焼却施設の周辺住民らの反対で、がれき処理は進んでいない。林田会長は「各社が焼却するため、周辺住民に問題無い化学的な根拠を示して納得させることを国が主導してやってもらいたい」と、がれき処理を進めるには、政府によるリーダーシップが重要との認識を示した。