日産自動車・片桐隆夫副社長≪撮影 小松哲也≫

日産自動車の片桐隆夫副社長は21日、新興国専用ブランドとして復活させる「ダットサン」について、中期経営計画の日産パワー88で掲げた2016年度にグローバルマーケットシェア8%を達成するための「手段のひとつ」との考えを示した。

片桐副社長は同日、横浜市の本社で開いたダットサンブランドに関する会見後、一部報道陣に対し「8%のマーケットシェアを達成するためのひとつの方策がダットサンブランドの投入になるので、基本的にその中の台数に織り込まれている」と説明した。

一方、最大市場である中国へのダットサンブランドの投入については「考えていない」とし、その理由として「中国のブランドとしては『ヴェヌーシア』がある。ヴェヌーシアはまさに中国のブランドであり、商品企画、開発、モノ造り、販売まですべて中国国内で完結している」と述べた。

ヴェヌーシアは日産の中国合弁会社、東風日産乗用車公司の独自ブランドで、2012年前半に最初のモデルとなる『D50』を中国市場に投入する。また2015年までには5車種まで品ぞろえを増やし年間30万台の販売を計画している。

ダットサン・ブランドロゴデザイン≪撮影 小松哲也≫ ヴェヌーシアD50≪撮影 小松哲也≫