新下関駅在来線ホームから見る100系4両編成。テールランプが灯る。《撮影 大野雅人》

山陽新幹線新大阪〜岡山間開業40周年の節目に引退する100系電車。100系は16日限りで営業を終了する。実は100系には、本線上ではないがわずかな距離のレール上を往復している4両編成が存在する。

この“不思議な4両”が出現する地は新下関駅。高架の新幹線ホームから地上の在来線へ向けて延びるレールの先に、新幹線の保線作業基地があり、そのヤードのなかに“ゴースト100系”がたたずんでいる。

平日の昼間などに、ヘッドライトやテールランプを灯し、約500mほどの距離をゆっくりと往復している姿を見ることができる。乗務員訓練などを目的とした運転で、この4両には車籍はなく、廃車登録されながらも生きているというわけだ。

新下関在来線ホームからもその訓練シーンを見ることができたが、JR西日本関係者は「本線を引退したあと、訓練施設の100系がどうなるかはいまのところわからない」と話す。

新下関駅新幹線ホームから見る100系4両編成。ヘッドライトが灯る。《撮影 大野雅人》 新下関新幹線ホーム付近から分岐して延びる保線基地への渡り線。《撮影 大野雅人》 新下関新幹線ホーム付近から分岐して延びる保線基地への渡り線。《撮影 大野雅人》 現役で活躍していたころの100系6両編成(新尾道)。《撮影 大野雅人》 現役で活躍していたころの100系6両編成(博多)。《撮影 大野雅人》