日本自動車工業会の志賀俊之会長は15日の記者会見で、同日午前に1ドル=84円台に戻した為替相場について「今のレベルでは決して、日本での生産活動を含めた企業活動に好ましい水準とは言えない」との受け止めを示した。

志賀会長は、「個人的には1ドル100円を超えると円高だと思っている。また、80円台は超円高であり、70円台は超々円高だと呼んでいる。今やっと超々円高が超円高になったところ」と語った。

一方で円高の修正が進んでいることについては「2月の日銀による時宜を得た金融緩和やユーロ圏の安定への動き、米国経済の手堅い状況などによる」と分析した。その上で、「政府や金融当局には、引き続き円高が緩和される政策をとって頂きたい」と要求した。