ホンダは、iPhoneと車載ディスプレイの連携による簡易カーナビを提案した

ホンダは、東京ビッグサイトで開催の国際自動車通信技術展で、普及の進むスマートフォンを活用した安価なナビゲーションシステムとして、iPhoneとディスプレイオーディオを組み合わせた車載端末を展示した。

会場に展示されたシステムは、同社がスマートフォン向けに展開する『インターナビ・リンク』の機能を発展させたもの。ナビ機能を持たないディスプレイオーディオとiPhoneを繋げることで、簡易的なカーナビとして利用しようというものだ。

展示された車載端末をみると、マルチタッチには対応していないがタッチパネルによる入力も可能、自主規制により文字入力には対応していないが、地図の拡大縮小や履歴からのルート設定など、簡易な操作がディスプレイ上で行なえる。また、車載端末と車の間では、車速などの情報も吸い上げるという。

これまで、同社がスマートフォンで提供する「インターナビ・リンク」のサービスでは、ルートの検索や確認はできたものの、ルート案内までは行なわれてこなかった。しかし、今回参考展示された「インターナビ・リンク」アプリではルート案内もおこなっており、車載端末の発売と同時期に「インターナビ・リンク」のiPhoneアプリにもルート案内機能が追加されるようだ。

今回の展示物について、ホンダのインターナビ事業室の鷲津公洋氏は「スマートフォンとの連携で、ナビの機能をより安価なカタチで提供しようというものです。単純にiPhoneによるナビの誘導画面を車載機に映して、最低限のアプリケーションと目的地検索をできるようにしてあります。家で目的地を設定して頂いて、そのまま車載端末に差して使って頂くような使い方を想定しています」と説明した。

車載端末の価格については「当然、ナビ機能がないので、現在ホンダアクセスで販売しているナビゲーションシステムの最も安価なものより安くなります」と語り、まずは、iPhone向けの車載端末からの提供となり、Androidに関しては将来的に対応を検討するとのこと。

また、インターナビ・リンクによるルート案内機能に関しては、サービスの詳細についてはまだ未定な部分もあるが、車載端末を購入したユーザー限定のサービスではなく、ホンダ車オーナーでかつiPhoneユーザーであれば利用できるようだ。

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