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FIAのテクニカルデリゲート、チャーリー・ホワイティングは、排気利用規制は来年も一層強化する必要があるだろうと語った。

2011年にトップチームは、排ガスのエネルギーを利用した空力効果の獲得に血道をあげた。ディフューザーの内側に排気ガスを通過させることによってリアのダウンフォースが増大することを発見したチームは、ドライバーがスロットルを閉じた状態でも排ガス量を確保するため、エンジンマップにまで手をつけた。

FIAは今年から排気口の大きさと位置に関する規制を導入する一方で、エンジンマップを詳細化することでオフ・スロットル・ブローイングを禁止する方向性を示した。ところがオフシーズンテストでは、相変わらず排気口の位置をあれこれ試行するチームが見られたため、ホワイティングの規制強化発言へとつながった経緯のようだ。

「目的は、エキゾーストブローイングの禁止であり、場合によっては3条15項(可動空力装置)の規定に抵触すると考えます。技術指針で通知したECUコードの改変によるエンジンマッピングの細部規制と合わせると、排ガスを空力効果に利用できる余地は制限されるはずです」

「ただ、チーム側が一度でも有効な手段を“発見”してしまったら、それを彼らの頭から消し去ることはできないでしょう。ですから、関連するレギュレーションは2013年に向けて見直す必要があると考えています」

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