MINI クーペ

『MINIクーペ』をサイドから見ると、ウインドウ下のラインを境に下の部分はMINIの特徴を、上の部分は新たなクーペのデザインが見てとれる。

その上の部分について、MINIマーケティング・ディビジョンプロダクト・マネジメントマネジャーの佐藤毅さんは、従来のMINIとの絶対的なデザインの違いはAピラーの角度だと述べる。

「これまでのMINIは角度が立っていました。しかし、クーペらしいデザインをとるということで他のMINIよりも13度寝かせているのです。これによって、デザインとしてのクーペを完成させたのです」

しかし、機能的な目的もあった。それはCD値を下げること、そして、ハンドリングの向上だ。「ます、CD値を下げ、燃費向上とともに100〜120km/hの中間加速に寄与しようという狙いがあります。さらに、絶対的に車高が低くなるので、クルマの重心が下がり、乗り味であるMINIのゴーカートフィーリングをより強調しようとしたのです」。

つまり、単にクーペに見えるデザインだからとこれを採用したわけではなく、機能も含めて検証した結果、このデザインになったのだ。

佐藤さんは、「MINIシリーズには3ドアHBもあり、使い勝手だけを考えればそれほど変わりはありません。そう考えるとやはりデザインは非常に大切で、ぱっと見て、“クーペだかっこいい! スポーティ!”という印象を与えたい。ボディの下は流用してMINIのアイデンティティを感じさせつつ、コスト的に高くなってもAピラーを寝かせたデザインとしたのです」と語った。

MINI クーパーS クーペ《撮影 内田俊一》 MINI クーパーS クーペ《撮影 内田俊一》 MINI クーパーS クーペ《撮影 内田俊一》 MINI クーパーS クーペ《撮影 内田俊一》 MINI クーパーS クーペ《撮影 内田俊一》 MINI クーパーS クーペ《撮影 内田俊一》 MINI クーパーS クーペ《撮影 内田俊一》 MINI クーパーS クーペ《撮影 内田俊一》