日野自動車は8日、同日開催の取締役会で市川正和副社長が代表権を持つ副会長に就任する役員人事を内定したと発表した。トヨタ自動車出身の白井芳夫社長、岡本一雄会長も引き続き代表権を持つため、同社の代表取締役は3人となる。

今回の役員人事は、事業環境の変化による業容の拡大に伴って構造改革を着実に進めるための推進力をより強化するためとしている。また、プロパーである市川氏が代表権を持つことで、従業員のモチベーションアップを図る狙いもあると見られる。

6月開催の定時株主総会とその後の取締役会で正式に決定する。

市川氏は上智大卒後、1971年に日野自動車に入社、2001年に執行役員、02年に常務執行役員、04年に専務取締役を経て08年に取締役副社長となった。64歳。