熊本県天草市内にある消防団の車庫に駐車されていた消防車からガソリンを盗んでいたとして、熊本県警は6日までに同市内に在住し、消防団に所属する39歳の男を窃盗容疑で逮捕した。男は容疑を大筋で認めているという。

熊本県警・天草署によると、逮捕された男は3日の午後10時ごろ、天草市倉岳町付近にある消防団の車庫に侵入。駐車中の消防ポンプ車の燃料タンクからガソリン約35リットルを抜き取り、これを盗んだ疑いがもたれている。

同市内の消防団車庫では、昨年9月から11月に掛けての間、車庫に駐車していた消防車の燃料タンクや、保管しているガソリン携行缶が盗まれる事件が頻発していた。

パトロールを強化していたところ、3日に捜査員が男の所有するクルマを目撃。現場付近に残されていた足跡が、男の履いていたサンダルと一致したことから任意で事情を聞いたところ、盗難の事実を認めたことから窃盗容疑で逮捕した。

消防団の車庫は施錠されているが、緊急出動に備えて車庫近くにカギが隠し置いてあり、男はこの場所を知っていたとみられる。調べに対しては「自分のクルマにガソリンを入れるカネが無く、消防車から抜いた」などと供述しているようだ。