東京商工リサーチが8日発表した2月の全国企業倒産状況によると、負債総額は前年同月比53.8%増の6312億6300万円と大幅に増加、3か月連続で前年を上回った。これは、東証1部上場のエルピーダメモリが会社更生法の適用申請が影響した。

エピルーダメモリは、5か月ぶりの上場企業の倒産となり、負債4480億3300万円は製造業として過去最大。同社だけで2月の負債総額の7割を占めた。

一方、倒産件数は前年同月比5.1%増の1038件となり、3か月ぶりに前年を上回った。

産業別では、製造業が13か月連続、不動産業は2か月連続で減少し、いずれも最近1年間で最少件数だった。卸売業は3か月ぶりに減少した。サービス業他と建設業が3か月ぶりに増加し、原油高の影響が懸念される運輸業が5か月ぶりに40件を上回った。

地区別では、四国、中国、北海道、北陸、関東が増加。近畿および中部が減少し、震災の影響が懸念される東北は14か月連続で前年同月を下回った。