ブリヂストンが新たな天然ゴム資源として研究活動を開始するグアユール

ブリヂストンは8日、天然ゴムの原料となるパラゴムノキに代わる資源として、「グアユール」に関する研究開発活動を米国南西部で開始すると発表した。

研究対象となるグアユールは、従来のパラゴムノキとは全く異なる土地で栽培され、実用化が可能になれば原材料供給源の多様化が実現する。現在の天然ゴム産出地域への一極集中の緩和につながると共に、米国大陸での地産地消によるメリット等も期待される。

今回の取り組みでは、サプライチェーンの主要部分である農学と加工プロセスの双方を検討。競争力に優れたタイヤ用天然ゴムの製造を目指して、グアユールの品種改良や栽培技術、天然ゴム加工のプロセス条件において最適化を行う。

また、同社グループでは、グアユールのバイオマスからタイヤ用ゴムを回収するアメリカの国家プロジェクトで、天然ゴム加工プロセス開発やタイヤ実証を担った経験があり、この経験も活かしていく。

研究開発は、2012年に新設する試験農場と、2014年に稼働予定の加工技術研究施設において専任チームが行い、2015年までに試験生産を開始する予定。

ブリヂストンが新たな天然ゴム資源として研究活動を開始するグアユール