ピニンファリーナのコンセプトカー、カンビアーノ(ジュネーブモーターショー12)

イタリアのカロッツェリア、ピニンファリーナは6日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー12において、コンセプトカーの『カンビアーノ』(CAMBIANO)を初公開した。

カンビアーノとは、イタリア・トリノのピニンファリーナの本社所在地に由来したネーミング。造形モチーフは1957年、ピニンファリーナの創設者、バッティスタ・ファリーナ氏自らが乗るパーソナルクーペとして設計したコンセプトカー、ランチア『フロリダ2』に求められた。

カンビアーノは、スポーツサルーンとクーペを融合したラグジュアリーモデルの提案。運転席側から見れば1枚ドアのクーペ、助手席側から見れば2枚ドアのスポーツサルーンという斬新なデザインが目を見張る。助手席側のドアは、ピラーレスの観音開きとした。

4シーターの室内は、新感覚のラグジュアリーを表現。仕立てのいいレザーシートを採用する一方、フラットなフロアにはリサイクルされたウッドを使うなど、上質さと質素さが同居するインテリアを追求している。

パワートレインは、エンジン併用型のレンジエクステンダー(航続距離延長)EV。4個のモーターはトータル出力815psを引き出し、0-100km/h加速4.2秒、最高速275km/hの優れた動力性能を実現する。また、モーター単独走行での最大航続可能距離は205kmだ。

バッテリー(二次電池)の残量が少なくなると、発電専用の小排気量ディーゼルエンジンが始動。バッテリーを充電すると同時に、ジェネレーターを回して発電し、モーターに電力を供給する。これにより、最大航続可能距離は800km以上へと伸びるという。

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