ポルシェ911カレラカブリオレ

旧型よりも実に7秒も短縮され、13秒での開閉が可能となった屋根は、50km/hまでなら走行中も開閉可能。ほぼいつでも開けたり閉めたりできるわけで、開けても閉めても2回楽しめる。

閉めていても、開けていても風切り音は明確に低減されている。新機軸の格納式のウインドディフレクターも効果大。開けて走るデメリットがほとんど消え失せた。

クルマ全体での50〜60kgの軽量化も大きな進化。ポルシェ初の電動パワーステアリングもクセが一切見当たらず、滑らかで、明瞭に路面からのインフォメーションを伝えてくる。ロールとノーズダイブ/テールスクオットなどをほとんど感じさせず、ほぼフラットな姿勢をどんな速度域でも維持するのはサスガ。走りっ振りには非の打ち所が見当たらない。

反面、インテリアのデザインと操作系統の構成には未完成な部分も。大きなセンターコンソールにズラリと並んだスイッチやボタン類を、たとえば階層構造に整理するなどできなかったのだろうか。スイッチ類が野放図に多過ぎる。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

金子浩久|モータリングライター
1961年、東京生まれ。主な著書に、『10年10万キロストーリー 1〜4』 『セナと日本人』『地球自動車旅行』『ニッポン・ミニ・ストーリー』『レクサスのジレンマ』『力説自動車』(共著)など。

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