NECは2日、子会社のNEC香港が、香港シティバス及び新世界第一バス服務から、車内自動放送システムと運行データ記録システムを受注したと発表した。

車内自動放送システム及び運行データ記録システムは、GPSと走行距離信号、さらに狭い道や高いビルが多い香港独特の地理環境によるGPS信号の誤差をなくす「snap-on-route」技術を活用している。

バスにLED表示パネル、制御装置および送受信器を設置。運転手が出発点で路線情報を入力するだけで、車内自動放送システムが作動し、その後の手動操作は不要となる。また、運転手は位置情報を自動的に取得でき、運転の負担が軽減される。

LEDパネルには中国語と英語の両方で行き先が表示され、アナウンスは、広東語、英語および中国普通語(共通語)で行われる。次の停留所へ到着するまでは到着予定のバス停名を、バス停を出発した際は、次のバス停名をLEDで表示し、車内放送も自動的に行う。

制御装置は、運行した終日の路線および速度を記録。バスが車庫に戻る時、関連データはWi-Fiによってサーバーにアップロードされ、また、デジタル地図で運行履歴を確認することも可能としている。

2つのシステムは、香港シティバスに約180台と、新世界第一バス服務に約700台納入する予定。