フォード エクスプローラー XLT エコブースト《撮影 宮崎壮人》

スーッとなめらかな加速フィール、静かで穏やかな室内空間。それでいて、アメリカンSUVならではのタフさが強固なボディのカタマリ感となって伝わってくる。

というところまでは、昨年フルモデルチェンジをした時に3.5リットルV6モデルに試乗して確認済みだった。

今回、追加グレードでわずか2.0リットルエンジンのエコブーストになると、はたしてその魅力はスポイルされているのか、それとも……。

期待と不安が入り混じりながら走り出した。

そして上質でゆとりのある加速を感じた時、エコブーストは新生『エクスプローラー』の良さを何一つ犠牲にすることなく、燃費だけを抑えたのだと実感した。

聞けば、V6よりも太いトルクを出すので、発進や加速といった実用域でのスムーズさが特徴とのこと。

試乗日は嵐のような雨だったが、2WDだからといって不安を感じる場面もなく、むしろフットワークは軽快さが増して、車線変更の時にもボディが揺らぐ感じがないのが好印象だ。

60〜70km/hあたりで少々、乗り心地がガタつく場面があったが、1人乗車しか試せなかったので、もう少し人や荷物が乗った状態ではまた変わってくるだろうと思う。

3列あるシートのアレンジや、ヘッドレストの格納なども手順を覚えればとても簡単で、きれいにフルフラットになるから使いやすい。

カップホルダー、小物トレイ、エアコン吹き出し口に読書灯まで揃う3列目シートなど、ミニバン的に使えて燃費は良く、税金など維持費もリーズナブル。

アメリカンSUVの新時代を見せてくれる1台だ。


■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★

まるも亜希子/カーライフ・ジャーナリスト

映画声優、自動車雑誌『ティーポ(Tipo )』編集者を経て、カーライフ・ジャーナリストとして独立。現在は雑誌・ウェブサイト・ラジオ・トークショーなどに出演・寄稿する他、セーフティ&エコドライブのインストラクターも務める。04年・05年にはサハラ砂漠ラリーに参戦、完走。日本カー・オブ・ザ・イヤー(2005-2011等)選考委員、AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。公式ブログ『運転席DEナマトーク!』他アップ中。

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