国土交通省道路局と警察庁交通局が共同で開催する「安全で快適な自転車利用環境の創出に向けた検討委員会」は、自転車施策に関する提言をとりまとめるにあたり、一般からの意見を募集する。

同委員会は、国土交通省道路局と警察庁交通局に対して、安全で快適な自転車利用環境の創出に向けた提言を行うため、これまで3回にわたり議論を重ねてきた。

同委員会では、「自転車は“車両”であり、車道を通行することが大原則である」とした上で、「道路標識等により歩道を通行することができることとされている場合」、「児童、幼児、高齢者等である場合」、「駐車車両があるなど車道や交通の状況により自転車の通行の安全を確保するためにやむを得ない場合」においては、「例外として、歩道を徐行して通行することができる」ことを基本的な考え方として、検討を行った。

議論を進めた結果、同委員会では、安全で快適な自転車利用環境の創出には、道路交通状況に応じて、歩行者、自転車、自動車が適切に分離された空間を早急に整備する必要があり、各地域で道路管理者や都道府県警察が安全で快適な自転車利用環境の創出を目的とした自転車ネットワーク計画等の作成を進めるためのガイドラインを早急に作成することを提言する。

また、自転車ネットワーク計画に含まれないはるかに多い路線における自転車利用環境整備の進め方、自転車の歩道通行に関する今後の運用方針等、議論を進めていかなければならない課題が多々ある。

これら、検討に長期間を要するもの、現行の法制度で必ずしも対応できないものも含まれることから、国としてさらに検討すべき今後の課題として、とりまとめて提言する。

「安全で快適な自転車利用環境の創出に向けた提言(仮称)(案)」に対する意見募集
締切:2012年3月2日(必着)。
資料の掲載先:電子政府の総合窓口e-Gov[イーガブ]