デンソーウェーブは2月27日、QRコードをはじめとする光学的読み取り媒体の弱点だった複製・偽造・改ざんを防止する新しいQRコード技術を開発したと発表した。

同社では、これまでも従来のQRコードに特定のスキャナでないと読み取れない非公開エリアを持った「SQRC」を開発し、QRコードの偽造・改ざん防止を図ってきた。今回開発した複製防止QRコードは、媒体に印字されたSQRCの上に更に特殊なインクを塗布することにより、複写機・スキャナなどによるコードの複製を防止する。

SQRCの機能により、コードの偽造・改ざんを防げることに加え、特殊インク層で複製防止を施し、光学的読み取り媒体に対するリスクである「複製・偽造・改ざん」の全てを防ぐとしている。

従来、磁気印刷を利用していたチケットや金券など向けや、ホログラムなどの特殊セキュリティ印刷による偽造品・模倣品対策を行っていた用途においても、複製防止QRコードは紙、ラベル、銘版などに安価に印刷でき、サプライチェーンのどの段階でもスキャナによる読み取りで確実な真贋判定が可能になるとしている。

同社では今後、複製防止QRコードが読み取り可能な定置式スキャナ「QB30」を3月1日から発売する。複製防止QRコードが読み取り可能なハンディターミナルも、順次発売する予定。