国土交通省関東運輸局は22日、関東マツダ(本社=東京都板橋区)が事故車両の修理の際、実際には行っていない修理の費用を水増しして損害保険会社に請求していたことを同局に報告したと発表した。

報告があったのは今年1月20日で、同局は事案の全貌を3か月以内に報告するよう求め、不正請求による安全上の問題点について1か月以内に報告するよう指示していた。

不正請求は2009年夏頃から11年3月頃まで行われていたと見られ、09年4月〜11年3月の間に関東マツダが板金塗装整備を行った車両2万4530台のうち、安全上の問題が発生する可能性が高い2530台について、不正請求の有無にかかわらず、分解整備または板金塗装整備した部位について全ユーザーに連絡して安全点検を実施している。

その結果、2530台のうち、板金塗装作業に分解整備を伴った車両または工賃30万円以上の車両885台、板金塗装作業の工賃30万円未満で灯火装置等安全性に関わる整備を実施した車両721台については、安全性にかかる不具合は見つからなかった。

同局では、関東マツダに対し、今後も安全点検未実施車両について速やかに実施するよう求め、2か月後を目途に報告するよう求めている。