ダイハツ工業は20日、同社が試作した軽商用電気自動車(EV)を走行試験用の車両として同社グループの生産工場のある滋賀県、大分県へ提供すると発表。両県は、提供を受けた電気自動車を使って公道で今春から実証試験を実施する予定。

ダイハツは今後のEV市場の拡大が見込まれることから、小口宅配ニーズなどの用途に合わせた商用EVの開発を進めており、今回両県の協力を得て公用車として4月から公道での走行試験を開始することになった。

提供するEVは、ダイハツの軽ガソリンエンジン車『ハイゼットカーゴ』をベースに、駆動ユニット(モーター、バッテリーなど)を搭載した試験車。乗車定員4人で、JC08モードの1回フル充電当たりの航続距離は約150km。最高速度は約100km/h。リチウムイオン電池を搭載しており、充電時間はAC200Vで約7時間。

試験車は、実際の公用車として使用して、さまざまな走行データを収集する。ダイハツはこれらのデータによる分析結果を今後のダイハツのEV開発にフィードバックしていく考え。