市営の自転車駐輪場に、排気量に関わりなくオートバイを受け入れる準備を大阪市が進めている。道路公社が運営する駐車場では約280台の実績があるが、駐輪場へもオートバイを駐車できるようにする。

新たに約10か所の駐輪場で200台の収容を確保する予定で、施設改修後、12年4月と翌年年4月の二度に渡って、オートバイ駐車可能な駐輪場を増やす。

駐車料金は、大阪市の調査で市内平均が一時利用で100円〜数百円/時間、定期利用で2万円/月という結果が得られたため、一時利用の上限を1000円/日、定期利用を2万円/月という設定を上限とする予定。

条例改正は、共産党を除く賛成多数で昨秋の市議会で成立し、現在はその施行に向けて準備が進んでいる。2月中にもパブリックコメントの募集を始めて、市民の意見を実施に生かす。

大阪市は、放置自転車台数が全国最多と言われ、その解消に力を注いできた。その中でも、オートバイにも駐車スペースを振り向けることを決断したことは、注目に値する。

国土交通省街路交通施設課は、10年4月に、駐輪場に50cc以下しか駐車できないという法規制はないと否定。自治体が運営する駐輪場へのオートバイ受け入れを促している。また、翌年5月にも、全排気量のオートバイ全体の受け入れが難しいならば、125ccまでの車両だけでも先行させるようにという課長名通知を出しているが、十分な成果が現れていなかった。