日本ミシュランタイヤは二輪車用タイヤの発表会見を行なった(2012年1月)。《撮影 土屋篤司》

ミシュランが発表した2011年12月期の連結決算は、営業利益が前年同期比14.5%増の19億4500万ユーロと、大幅増益となった。

販売量は上半期が好調で同6.7%増となった。このうち、乗用車・小型トラック用タイヤ関連販売事業が同9.4%増、トラック用タイヤ関連販売事業が同3.5%増となった。この結果、売上高は同9.4%増の207億1900万ユーロと大幅増収となった。

原材料価格高騰を販売量の伸びでカバーし、営業利益も増益となった。税引前当期純利益は同14.7%増の19億4500万ユーロ、最終利益が同39.3%増の14億6200万ユーロとなった。

2012年はブラジルと中国で新工場が稼働する予定で、これによって2011年から2015年に最低25%の成長、フリーキャッシュフローをプラスにする計画。2015年の営業利益の目標を25億ユーロに引き上げた。

また、生産、サービスでの競争力を高めるための新たなプログラムも導入する。このプログラムには5年間で約10億ユーロの投資を予定している。

成長が見込まれる新興市場に対して、経済危機の影響から欧州は勢いがなく、世界のタイヤ市場の成長に開きがある中で、2012年のミシュラングループは、販売量を着実に維持することを目標とするとしている。