ヤマハ マジェスティYP250(東京モーターショー11)《撮影 雪岡直樹》

ヤマハ発動機が発表した2011年12月期の連結決算は、全世界で二輪車、船外機の出荷が増加したものの、円高による為替影響、タイ洪水や震災による生産減少のため、売上高は1兆2762億円、前年同期期比1.4%減の微減となった。

二輪車事業は、ベトナム、インド、中南米などで出荷が増加したが、インドネシア、タイなどではタイ洪水影響により減少した。先進国市場では、前年に流通在庫の調整を実施した米国や、震災復興需要のあった日本で増加したが、欧州は減少した。全世界での出荷台数は同0.3%増と微増ながら698万台と過去最高だった。

マリン事業は、中南米やロシアでの需要拡大、米国での需要底打ちなどにより、出荷台数は同11.4%増の30万台となった。ウォータービークルの出荷台数も米国での需要回復などにより増加した。特機事業は、震災復興需要などにより日本で発電機の出荷が増加したが、北米での四輪バギーの出荷が減少し、事業売上は同2.6%減となった。

産業用機械・ロボット事業は、欧米や日本での表面実装機(サーフェスマウンター)の出荷台数が前年を上回ったが、中国で減少した。その他の事業では、電動アシスト自転車の出荷は好調だったが、自動車エンジンの出荷は震災影響により減少した。

利益では、二輪車などの販売増や構造改革によるコスト削減、製造物賠償責任引当金の戻し入れなどの増益要因が、為替差損やタイ洪水影響、欧米需要減少などの減益要因を吸収し、営業利益は同4.1%増の534億円となった。

経常利益は同4.0%減の635億円、最終利益は同47.3%増の270億円となった。

財務体質面では中期経営目標だった自己資本比率30%、D/Eレシオ(グロス)1.0を前倒しで達成した。

ヤマハ マジェスティYP250(東京モーターショー11)《撮影 雪岡直樹》 ヤマハ FZ1 FAZER GT(東京モーターショー11)《撮影 雪岡直樹》 ヤマハ FZ1 FAZER GT(東京モーターショー11)《撮影 雪岡直樹》 ヤマハ XTW250 陵駆(東京モーターショー11)《撮影 雪岡直樹》 ヤマハ XTW250 陵駆(東京モーターショー11)《撮影 雪岡直樹》