バイクに取り付けられた確認標章(大阪市内)《撮影 中島みなみ》

排気量50cc以下の原付バイクを含む二輪車の2011年の放置駐車確認標章取付件数は26万8718件。前年より7411件増えた。

東京都(警視庁)が最も多く6万7725件だった。東京都の取締り件数は、前年より29%増えた。この数字は四輪車を含む取締り件数で比較しても、全国で10番目に入り、北海道全体の取締り件数よりも多い。

東京都に次いで、大阪府(5万6554件)、神奈川県(5万4947件)と続く。大阪府の前年の取締り件数は6万4293件で、今年の東京都とほぼ同数で、2010年の全国一だった。神奈川県も6万件台だった前年より取締り件数を減少させた。

二輪車の取締りは、大都市を抱える都府県では、他県の四輪車と二輪車全体を合わせた件数よりも多い取締りが行われている。その反面、22県では取締り実績がない。0件だ。

駐車問題に四輪車以上の偏在があるが、取締りを見ると、四輪車では取締り件数が前年比で減少しているにも関わらず、二輪車では増えている。四輪車の減少分が駐車場整備の遅れている二輪車に向いていることは間違いない。

取締りが行われている都道府県の中では、全体に占める二輪車取締りの割合が著しく高い場所も見られる。

神奈川県では取締りを受けた車両の3.5台に1台は二輪車だ。割合が著しく高いのは、神奈川県(28%)、京都府(26.1%)、長崎県(22.2%)、埼玉県(20.8%)、沖縄県(20.3%)など。沖縄県、長崎県のように全体の取締り件数が多くない場所でも、二輪車の取締り率が高い場合がある。

2011年 二輪車放置駐車の確認標章取付件数(全体の二輪車比率)
1:警視庁 6万7725(13.5%)
2:大阪府 5万6554(16.6%)
3:神奈川県 5万4947(28.0%)
4:埼玉県 1万9725(20.8%)
5:京都府 1万8962(26.1%)
6:千葉県 1万5656(17.1%)
7:福岡県 1万0939(15.0%)

11:沖縄県 2656件(20.3%)
14:長崎県 1595件(22.2%)