横浜ゴムは14日、中期経営計画「グランドデザイン100(GD100)」の第3ステップとして、2012年1月からフェーズ3をスタートさせたと発表した。

フェーズIIIは2012年度から3年間の経営計画で、3年間累計で売上高1兆8000億円、営業利益1500億円、営業利益率8.3%を目標に掲げた。3年後の2014年度は売上高6300億円、営業利益600億円、営業利益率9.5%をめざす。

なお、GD100は当初、2017年度に売上高1兆円、営業利益1000億円、営業利益率10%を目標としていたが、外部環境の悪化を受けて売上高1兆円の達成は2019年から2020年の間となる見込み。営業利益は当初目標どおり2017年度、営業利益率は前倒しで達成する計画。

成長の牽引役となるタイヤ事業では、グローバル市場における独自の存在感の確立、大規模な生産能力の増強、高付加価値商品のグローバル展開を進める。MB事業では優位性のある「運ぶ」、「くっつける」、「やわらげる」の3つのコア技術から新たなナンバーワン商品の開発、新規ビジネスチャンスの創出に取り組む。

技術戦略では、横浜ゴムのグローバルコンセプト「ブルーアース」のテーマに則り、環境性能だけでなく、人、社会への負荷低減にも貢献する技術の開発を進める。

経営面では、基盤強化とCSRへの取り組み強化を図る。基盤強化では従来の「ムダ取り活動」に加え、トップダウンによる新たなプロジェクトを開始する。

CSR活動ではSR(社会的責任)の国際規格であるISO26000に基づいて設定した7つの重点課題に沿った活動を進めていく。