愛媛県警は10日、愛媛県今治市内で約3年間に5回の駐車違反を繰り返し、放置違反金の納付を長期間に渡って拒んできたとして、同市内に在住する60歳代の女性が所有する乗用車1台について、タイヤロックで差し押さえを実施した。女性は即日で違反金全額を納付している。

愛媛県警・交通指導課によると、この女性が所有する乗用車は、2007年2月から2010年8月までの間、今治市内の市道で5回の駐車違反を繰り返した疑いがもたれている。

運転者の特定ができていないことから、警察は所有者の女性に対して放置違反金8万1000円の納付を求めてきたが、女性はこれを拒否。警察はこれまでに100回に渡って支払いを求めてきたが、「支払いがなされる見込みはない」と判断。今月7日に地方税法に基づく財産差し押さえを実施。クルマにタイヤロックを取り付け、使用できなくした。

タイヤロックで駐車違反金の差し押さえを実施したのは、四国においては今回が初の事例。女性は即日で駐車違反金の納付を行ったという。

愛媛県内で未納となっている駐車違反金は、2010年度(平成22年度)までに約1600万円となっており、悪質な未納者に対しては、タイヤロックによる差し押さえを今後も実施していく方針だ。