ホンダ系部品サプライヤーのエイチワンは13日、2012年3月期の通期業績見通し発表した。同社はタイで発生した洪水の影響で合理的な算定が困難だったとして今期の通期業績見通しを未定としていた。

売上高は、東日本大震災やタイ洪水で同社グループの生産に影響を与えたことから売上高は1150億円、前年同期比9.0%減となる見通し。

収益では、投資計画の見直しやコスト削減、日本や北米での第4四半期(1〜3月期)高水準な稼働状況の利益寄与を見込むが、第3四半期累計(4〜12月期)までの減収の影響が大きく、営業利益は同51.7%減の28億円となる見通し。経常利益も同60.6%減の26億円を見込む。

一方、タイ子会社で洪水で浸水したエイチワン・パーツ(タイランド)は現在、生産設備などの復旧作業と並行して、それに要する費用や被害を受けた資産の損失額を精査しており、現時点では特別損失額を合理的に見積もることが困難なため、当期損益は引き続き「未定」とした。