匠による見事なボディラインにレストアされた2000GT SEV《撮影 大野雅人》

東京ゲートブリッジ(東京港臨海道路2期)の開通式が11日に開催され、電気自動車など約60台のエコカーによる渡り初めが行われた。

テープカット後、白バイ先導の次に続いて“恐竜橋”を渡ったのは日産『リーフNISMO RC』の2台で、うち1台は松田次生氏がドライブした。

続いて“オンリーワン”の存在感で注目を集めていたトヨタ『2000GT SEV』が音もなく静かに橋の勾配を駆け上がっていった。

この2000GTソーラーEV、その名のとおりボンネットにフレキシブル太陽電池を、リアガラスに透過型太陽電池を取り付けたソーラーカー。今年1月、幕張メッセで行われた東京オートサロン12で披露されたクルマだ。

ノートパソコンなどに使用されている18650リチウムイオン充電池を組んだバッテリーがフロントとフロアの下部にセットされ、ソーラーパネルからフル充電するのに3週間かかるという。プラグイン充電機構は持たない“純ソーラーカー”である。

右フェンダーとドアの間に配置される2000GTの鉛バッテリーについては「メーター類などの給電にそのまま使用しているが、リチウムイオン充電池とは連携しない。そうした関係でオリジナルより100kgほど車重が重くなっている」という。

「最低地上高が届いていないなどで車検が通らず、まだ公道は走れないが、改造申請でナンバー登録し、9月末の日本電気自動車レース協会の全日本電気自動車グランプリシリーズに出場したい」と、開発に参画したトヨタ自動車の齋藤尚彦氏。

既報のとおり、このクルマの最高速度は200km/h。1967年生まれの名車がリーフNISMO RCなどを静かに追い抜く姿を見られるか。

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