日産自動車の第3四半期決算…営業利益4.7%減の4278億円

日産自動車が発表した2011年4〜12月期(第3四半期累計)の連結決算は新車販売が好調だったものの、為替差損や原材料高の影響で営業利益が前年同期比4.7%減の4278億円と減益だった。

グローバル販売台数は、中国や北米、欧州などが好調で同13.6%増の342万9000台と大幅に伸びた。このため、為替換算の影響があったものの、売上高は同4.3%増の6兆6984億円と増収となった。売上高営業利益率は6.4%だった。

持分法による投資利益の減少などで経常利益は同8.6%減の4168億円、当期純利益は、投資有価証券売却益の増加や退職給付信託設定益の計上があったものの、災害損失の計上と固定資産売却益の減少もあって同7.7%減の2661億円だった。

通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

同社のカルロス・ゴーン社長は「第3四半期は、歴史的な円高やタイの洪水など、取り巻く環境は非常に厳しいものだった。競争力のある商品、グローバルに連携できる体制、そして中期経営計画『日産パワー88』の実行を通じて、これらの難題を確実に克服してきた成果もあり、2011年度の業績見通しは達成できると確信している」とコメント。

タイ生産の日産マーチ 東京オートサロン2012、ニスモブランド拡大として提案されたマーチ、ジューク、リーフのコンセプトモデルが展示された。《撮影 椿山和雄》