トヨタ自動車・伊地知隆彦取締役専務役員≪撮影 小松哲也≫

トヨタ自動車の伊地知隆彦取締役専務役員は7日、都内で開いた決算会見で、日本でのモノづくりについて「圧倒的な技術力を持って戦うには、国内にこだわらざるを得ない」との考えを示した。

伊地知専務は「日本の人材であるとかサプライチェーン、これはやっぱりモノづくりの中で、世界の中で頭ひとつ出ている。従って技術力にこだわるのであれば、国内にこだわろうということだ」と述べた。

「その中で、国内でどれだけ造っていくかということになるが、まず国内で販売する車、それから『ランドクルーザー』などの少品種で生産しているグローバルカー、あるいはレクサスなどの高付加価値の車や環境車など、やはり日本で造った方が海外に持っていくよりも経済合理性があるという車はある。それを積み重ねていくとだいたい300万台位になる。だから数ではなくて、日本にこだわるということだ」と強調した。

さらに伊地知専務は「これだけの環境が大きく変化する中で、しっかり利益を叩き出すことが今できているわけなので、モノづくりの地力はついている」とも述べた。

トヨタ自動車決算会見≪撮影 小松哲也≫