スバル・インプレッサ・スポーツ《撮影 椿山和雄》

富士重工業(スバル)は3日、2012年3月期の第3四半期累計決算を発表するとともに、通期予想を第2四半期決算時点より上方修正した。米国販売が好調に推移しているためで、純利益は前予想より150億円多い410億円(前期比19%増)とした。

昨年、過去最高の販売となった米国が引き続き好調で、12月に発表した新型『インプレッサ』も日米で高水準の受注となっている。通期の売上台数は64万1000台(2%減)と、東日本大震災など自然災害の影響は軽微となる。

売上高は5%減の1兆5000億円と、200億円上方修正した。営業利益は前回より80億円増額し380億円(55%減)の予想。第3四半期までの累計業績は、営業利益が279億円(前年同期比62%減)、純利益が368億円(37%減)だった。

会見した吉永泰之社長は、上方修正の背景について「円高で非常に厳しい状況にあるが、当社の商品政策が米国などで好評に受け入れられている。原価低減など経費の削減に加え、フル操業によって生産効率も高くなっている」と説明した。

スバルBRZ(東京モーターショー11)《撮影 内田俊一》