コスモ石油が発表した2011年4〜12月期(第3四半期)の連結決算は、経常利益が前年同期比52.8%減の242億円と大幅減益となった。

売上高は同11.7%増の2兆2295億円と大幅増収となった。石油事業は国内需要が減少したものの、原油価格上昇による販売価格の引き上げで増収となった。ガソリンの販売数量は同3.2%減の472万5000キロリットルだった。

収益では、販売数量の減少や震災後の石油不足で代替供給コストの負担が重しとなって大幅減益となった。営業利益は同49.8%減の285億円。在庫影響評価を除いた経常利益は106億円で前年同期より445億円マイナスとなった。

当期損益は163億円の赤字となった。

通期業績見通しは売上高、営業利益、経常利益は前回予想を据え置いたが、当期損益は法人税率の変更などで繰延税金資産の一部取り崩しを見込むため、130億円の黒字を予想していたが収支ゼロに下方修正した。