池史彦取締役専務執行役員

ホンダは31日、タイの大洪水の影響で白紙にしていた2012年3月期の業績予想を発表した。営業利益は2000億円(前期比65%減)、純利益は2150億円(60%減)と大幅減益ながら黒字を確保する。

洪水による4輪生産の影響は26万台で、営業損益段階では1100億円の減益要因となる。池史彦取締役専務執行役員によると、減益相当分は「投資抑制やコストダウンなど企業努力で、ほぼ飲み込むことができた」という。

しかし、2011年8月時点の前回予想時より、さらに円高が進んだため通期では1280億円の減益要因となり、利益回復のダメージとなっている。通期の為替レートは1ドル78円、1ユーロ106円を前提とした。

また、通期の4輪車売上台数は315万台(10%減)を計画しており、売上高は7兆8500億円(12%減)の予想。第3四半期累計(4〜12月)の純利益は2輪車の好調などにより1398億円(前年同期比71%減)だった。

ホンダ・フィットシャトル