JFEホールディングスが発表した2011年4〜12月期(第3四半期)の連結決算は、経常利益が前年同期比58.1%減の593億0900万円と大幅減益となった。

売上高は同0.3%減の2兆3448億9700万円だった。粗鋼生産量は東日本大震災の影響で自動車メーカーなどが減産した影響で減少したほか、輸出も円高で減らした。ただ、製品価格を引き上げた効果で全体の売上高は微減だった。

営業利益は同58.4%減の638億4300万円と大幅減益となった。原材料価格の高騰が価格の改定をカバーできず、収益率が悪化したため。

当期損益は株価低迷による投資有価証券の評価損などの計上で372億5800万円の赤字に転落した。

通期業績見通しは粗鋼生産量の低迷などから下方修正した。売上高は前回予想より1600億円マイナスの3兆2000億円、営業利益は600億円マイナスの400億円、経常利益が600マイナスの400億円となる見通し。最終損益は200億円の黒字を予想していたが400億円の赤字となる見込み。