省エネ型自動車運搬船「日王丸」≪撮影 小松哲也≫

日産自動車は、従来船に比べてCO2排出量を約18%削減できる省エネ型自動車運搬船を国内海上輸送向けに新たに導入した。

新たに導入する「日王丸」は、太陽光発電装置を始め電子制御ディーゼルエンジン、LED照明、低摩擦抵抗塗料といった内航船舶としては初となる省エネ技術を採用することで、年間最大約1400tの燃料および約4200tのCO2の排出が削減できるという。

日王丸の全長は169.95m、載貨重量7200tといずれも内航船最大級で、積載能力は完成車両880台、トレーラー115本となっている。また陸上から電力をやりとりするコネクションを装備しているため、船内の発電機を使用しなくても荷役作業が可能な上、災害時などには船内で発電した電力を陸上に送ることができるのも特徴。

日王丸は関東・追浜〜近畿・神戸〜九州・苅田の海上航路に投入される。日産は2016年までに企業活動におけるCO2排出量を2005年度比で20%削減する目標を掲げており、日王丸の導入もその一環となる。

省エネ型自動車運搬船「日王丸」≪撮影 小松哲也≫ LED照明が使われている日王丸船内≪撮影 小松哲也≫ 日王丸甲板上に設置された太陽光パネル≪撮影 小松哲也≫