地震について解説する永井章地震津波監視課長(28日・気象庁)《撮影 中島みなみ》

山梨県東部で28日7時43分、強い地震があった。震源地は山梨県東部・富士五湖、深さ18kmの地点で、マグニチュード5.4(暫定値)。山梨県忍野村、富士河口湖市で震度5弱を観測した。

ほかにも中部地方を中心に、東北地方の一部から近畿地方にかけて震度4〜1の揺れが広がっている。

この地震が発生する4分前の7時39分頃にもマグニチュード5.0の地震が発生し、最大震度4を観測している。また、その後の7時46分頃、8時04分頃にも最大震度3を観測するマグニチュード4.1の余震があった。気象庁によると9時現在、余震が5回(震度3:2回、震度3:1回、震度2:2回)発生している。

同庁永井章地震津波監視課長は「余震活動は活発だが、次第に少なくなってきている。しかし、これまでの観測からは震度4前後の余震に1週間程度は注意が必要」と話した。

また、震源地との関係から富士山の活動が心配されているが、永井氏は「今回の地震は富士山山頂から30kmほど離れた場所と推定されるが、富士山で低周波地震や、地殻変動のデータに異常な変化は現れていない。この地震との関連性はない」と話した。

この地震の影響による高速道路の通行止めはなかった。