JSRが23日発表した2011年4〜12月期(第3四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比2.9%減の290億6200万円と微減だった。

売上高は同1.6%増の2593億3900万円だった。自動車の国内生産は震災の影響により大幅に落ち込んだが、自動車タイヤの生産は世界的な需要の伸びに支えられ堅調に推移した。半導体の生産は、パソコン向けのDRAM需要は低迷したが、スマートフォン、多機能携帯端末向けの半導体需要は堅調に推移したことなどから増収となった。

部門別では、合成樹脂は自動車向けの落ち込みで低調だったが、タイヤ向けのエラストマーの売上げが好調で全体を押し上げた。

収益は、合成樹脂の収益が悪化したものの、原材料価格の高騰を価格改定に反映させたほか、エラストマーの増収でカバーし、経常利益は同0.1%減の320億1200万円と横ばいだった。当期純利益が同8.3%減の189億4100万円だった。