日本鉄鋼連盟が発表した2011年の粗鋼生産量は1億0759万5000tと、前年を1.8%下回り、2年振りにマイナスとなった。

東日本大震災の影響で自動車や電機の生産が減産を余儀なくされたことなどから前年を割り込んだ。ただ、2年連続で1億tの大台は維持した。

炉別生産では、転炉鋼が前年比3.5%減の8274万3000t、電炉鋼が同4.2%増の2485万1000万tとなり、電炉鋼比率は前年比1.3ポイント上昇して23.1%となった。

鋼種別では普通鋼が同2.0%減の8320万3000t、特殊鋼が同1.1%減の2439万2000tとなった。

熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼の合計)生産は9482万3000t、同3.0%減と前年を割り込んだ。主要品種をみると、広幅帯鋼は同6.8%減、厚板が同0.9%減、小形棒鋼が同4.0%増、H形鋼が同5.7%増だった。

銑鉄生産は同1.5%減の8102万8000tと、2年ぶりの減少となった。