オートモーティブワールド12 インフィニオン

「オートモーティブワールド2012」には電気自動車をはじめ、二輪車など数多くの乗り物が展示されている。その中で来場者の関心を呼んだ一つが、インフィニオンテクノロジーズジャパンが出品した「E-バイク」だ。

同社はドイツの半導体メーカーの日本法人で、車載用などさまざまな半導体を手掛ける。「その半導体をテストするために、自転車を製作したのです。そして、さまざまなデータを取り、開発にフィードバックしようというわけです」と同社関係者は説明する。

「E-バイク」には、高性能バッテリー制御システムをはじめ、マイコン、通信IC、パワーIC、センサーなど多くのインフィニオン製品が搭載されている。一種の電動アシスト自転車であるが、ペダルをこがなくても、時速40kmで走ることもできるそうだ。

今回、同社は知名度アップを狙って、この自転車を出品することになったが、その効果が絶大で、ブースの前を通る来場者の多くが足を止めて自転車を眺めていた。なかには「販売しているんですか」と尋ねる人もいたほどだった。

もちろん販売予定はなく、「おそらく販売しても、値段が高すぎて買う人はほとんどいないでしょう」と同社関係者は漏らしていた。