日本自動車工業会がまとめた2011年の国内四輪車需要は、前年比15.1%減の421万0220台と、2年ぶりに前年を割り込んだ。

東日本大震災の影響で自動車生産の減産を余儀なくされ、新車の供給に遅れが出たことが理由で、421万台はピークだった1990年の777万台のほぼ半分のレベル。

車種別では普通・小型乗用車は同18.5%減の238万6036台だった。震災による供給制約や消費マインドの低下、タイ洪水被害による部品供給の停止による供給制約などが影響した。

軽乗用車は同11.4%減の113万8753台と、大幅に落ち込んだ。秋以降の新型車投入はあったものの、震災による供給制約などが影響した。

大中型トラックは、復興需要のほか、ポスト新長期排出ガス規制前の駆け込み需要、規制達成車への代替え需要もあって同7.0%増の5万3334台だった。

小型四輪トラックは同1.4%減の18万5097台。軽四輪トラックは主要ユーザーである小規模商店や農家などが減少する構造的要因、景況感が悪化したことなどから、同13.4%減の38万2393台だった。

大型バスは震災で観光用バスの代替えが先送りされた影響などから同34.4%減の3136台。小型バスが同6.0%減の7515台だった。