フォードモーター・Nancy Gioia氏≪撮影 小松哲也≫

米フォードモーターでグローバル車両電気化事業のディレクターを務めるナンシー・ジョイア氏は18日、都内で講演し、2010年に1%だったフォード車に占めるハイブリッドカーなどの電動車両の比率が2020年には10〜25%になるとの見通しを示した。

ジョイア氏は同日、東京ビックサイトで開幕したオートモーティブワールド2012の基調講演で、「2010年にはフォードの生産台数のうちおよそ1%が電動化車両で、そのほとんどがハイブリッド車だった。2020年には全体の10〜25%になる」と述べた。

ジョイア氏によると「米国市場全体に占める電動化車両の割合は3%を切り2.4%にすぎない。アメリカでも金銭的なものや専用レーンなど様々なインセンティブが用意されているが、必ずしも業界が期待するほど普及していない」という。

その上で、「消費者が価値を見出してくれるような状況を造らなくてはいけない」と強調。このため「我々は同じ生産ラインで様々な電動車両を造っていく。ベースモデルをもとに同じ従業員が各シ種の電動車両を造っていく。バリュー中心のビジョンで、求めやすさを重視していく」と述べた。