東京商工リサーチが発表した2011年の全国企業倒産状況によると、倒産件数は前年比4.4%減の1万2734件となり、6年ぶりに1万3000件を割り込んだ。

負債総額は同49.8%減の3兆5929億2000万円とほぼ半減し、21年ぶりに5兆円を割り込んだ。

東日本大震災が影響した「震災関連」倒産は年間で543件発生した。倒産の形態別では、法的倒産の構成比が過去最高の81.1%となり、前年より2.6ポイントアップした。

従業員数構成比は5人未満の零細企業が過去20年間で最高の66.9%を占めた。資本金別では1億円以上が191件で14年ぶりに200件を下回った。

中小企業金融円滑化法に基づく返済猶予利用後の倒産は149件発生し、前年の49件から100件も増えた。円高関連倒産は58件だった。

原因別では、赤字累積が前年比3.5%増となった。業種別では、飲食業が過去20年間で最多となる800件だった。