トヨタはインド市場で2011年、13万6150台を販売した(写真:エティオス。デリーモーターショー12)《撮影 土屋篤司》

インド自動車工業会は10日、インド国内の2011年1-12月新車販売の結果をまとめた。商用車を含めた総販売台数(輸出を除く)は、3年連続で過去最高となる329万4257台。しかし前年比は8%増と、2010年の34%増から伸びが鈍った。

全販売台数のうち、乗用車は全体の77%に当たる約252万台。前年比は6%増で、こちらも2010年の30%増から鈍化した。また、2011年12月単月実績(商用車を含む)は28万台。前年同月比は10%増と、2か月連続のプラスだ。

インド新車市場でトップシェアを握るスズキのインド子会社、マルチスズキは2011年12月、インド国内で7万7475台を販売。前年同月比は13.4%減と、7か月連続で前年実績を割り込んだ。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『ゼン・エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A‐スター』などが、トータル6万9329台を販売。前年同月比は8.4%減と、引き続き落ち込む。

一方、トヨタのインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は2011年1-12月、前年比82%増の13万6150台を販売。2010年12月に発売したインド向け戦略コンパクト、『エティオス』がトヨタのインド販売の約5割に当たる6万3575台と牽引役を果たす。その内訳は、セダンが4万3313台、2011年6月末に投入したハッチバックの『リーバ』が2万0262台だった。

マルチスズキ ワゴンR シボレー・ビート(デリーモーターショー12)《撮影 土屋篤司》