BOSEサウンドシステムが搭載される最上位グレードのクアドリフォリオヴェルデ。《撮影 会田肇》

そのデザイン性でイタリア車らしい雰囲気たっぷりのアルファロメオ『ジュリエッタ』。その3代目が2月9日より発売されることがようやく発表された。

1月5日のプレゼンテーションでは、日本市場向けにカーナビの搭載にも力を入れたと説明があり、用意されたのは市販されているパイオニア製サイバーナビ「AVIC-ZH07」だった。説明によれば、市販品との差はまったくなく、取り付けるためのコンソールキットを専用品として用意したのみとのこと。取り付け状態はまったく違和感がなく、画面が見やすくなるようダッシュボードを盛り上げた工夫も見られる。

一方で注目したいのが、最上位の「クアドリフォリオヴェルデ」のみに標準で搭載されるBOSEサウンドシステムだ。スピーカーは4枚のドアすべてに2つのスピーカーがセットアップされ、ダッシュボード上に8cm口径ミッドレンジのセンタースピーカー、カーゴスペースには11.5cm口径のドライバーユニット+7リットルの容積を持つエンクロージャーを備えたサブウーファーが収まる。この計10個のスピーカーを専用の8chデジタルアンプで駆動するのだ。

残念ながらBOSE自慢のセンターポイントやAudioPilotの装着はなく、これはオーディオのセンターユニットのソフトウェアを対応するまで手が回らなかったということだろう。ただ、これまでのBOSEのサウンドは走行中でもズ太い低音をベースに、走行音に負けないしっかりとした音を楽しませてくれている。サブウーファーの搭載はそれを示すものだ。また、センタースピーカーの存在は、音楽のニアサイト(片側にセンターが寄ってしまう現象)を避けるにも効果的だろう。

クアドリフォリオヴェルデの価格は388万円。決して安くはないが、もっとも走りで興奮できるのはこのグレード。その走りに加え、音楽でもBOSEサウンドシステムが躍動感たっぷりのサウンドを提供してくれるのは間違いない。なお、1.4リットル車は、オーディオセンターユニットは共通で全6スピーカーが組み合わされる。

クアドリフォリオヴェルデのセンターコンソール。BOSE仕様もオーディオセンターユニットはCDドライブ付きで、ノーマルと同じ。《撮影 会田肇》 クアドリフォリオヴェルデに搭載されるBOSEサウンドシステムの構成図。 フロントドアにインストールされたスピーカー。各ドアにはミラー裏側に4cm口径ネオジウム・ツィータ、ドア下部に16.5cm口径ネオジウム・ロー/ミッドレンジスピーカーが収まる。《撮影 会田肇》 カーゴスペースに収められたサブウーファー。カーペットをめくると現れる。《撮影 会田肇》 専用パネルキットに収められたカーナビは、パイオニア製サイバーナビAVIC-ZH07。《撮影 会田肇》 カーナビを収めたインパネ全体図。カーナビを収めた部分が盛り上がっているのがわかる。《撮影 会田肇》 メイングレードとなる1.4リットル車のコンペティツィオーネ。《撮影 会田肇》