富士重工業・吉永泰之社長≪撮影 小松哲也≫

富士重工業の吉永泰之社長は5日、都内で開かれた自動車業界の賀詞交歓会で一部報道陣に対し、「アメリカでの販売については本当に楽しみにしている」と述べ、前年に続いて2012年も記録更新に期待を示した。

富士重の2011年の米国での販売台数は前年比1.2%増の26万6989台と3年連続で過去最高を更新した。吉永社長は「去年は(東日本)大震災があったのにアメリカは前の年を超えたので、非常に社内みんな喜んでいる」と振り返った。

2012年の米国販売については「今回『レガシィ』に続いて『インプレッサ』を発売して、アメリカでも、ものすごく評判が良い。更にもう一段上に行けるのかは、今回のインプレッサでわかる。相当な手ごたえを感じているので、販売については本当に楽しみにしている」と述べた。

その一方で「スバルは今、アメリカでも中国でも日本でも非常にたくさん注文を頂いているので、販売は勢いがある。本当にありがたいが、この為替だと実際になかなか企業としての利益につながってこない。そういう意味で為替が一番気になっている」と指摘した。

スバル・インプレッサ 新型(北米仕様) 北米導入が決まったスバルBRZ(東京モーターショー11)《撮影 中尾真二》