ホンダ「フィットEV」引き渡し式、左がホンダ・伊東孝紳社長、右が上田清・埼玉県知事≪撮影 小松哲也≫

ホンダは28日、埼玉県が「EV(電気自動車)・PHV(プラグインハイブリッド車)タウン」事業の実証実験で使用するEV『フィットEV』を同県に引き渡した。ホンダは実証実験向けにEVおよびPHVをそれぞれ5台ずつ無償で同県に貸与するという。

ホンダの伊東孝紳社長は同日、埼玉県庁で行った引渡式であいさつし、「埼玉県は上田知事のリーダーシップのもと、EV・PHVタウン構想、エコタウン構想など矢継ぎ早に環境対策を進めている。埼玉から日本を変えていこうという高い志と心意気に私ども大いに共感しており、今回、四輪車両を納入することをうれしく思っている」とあいさつした。

また上田清司知事は「埼玉県はすでに太陽光発電の施設の数、あるいは家庭の設置率でも日本でそれぞれ2番目となっている。埼玉県はより早く低炭素な社会の実現のために様々な実験をやっており、次世代自動車を含む様々な新しいエネルギーのあり方などを合わせ技で取り組むつもり」と述べた。

埼玉県ではフィットEVなどの貸与車両を県の業務や県民による日常利用などでの使用を通じて走行データの収集や使い勝手の調査などを約2年かけて行い、地球温暖化対策の促進・利便性の向上などにつなげていくとしている。

ホンダが埼玉県に無償貸与したフィットEVの1号車≪撮影 小松哲也≫