三井金属鉱業は、経営を取り巻く環境が激変していることから2012年度を初年度とする中期経営計画の策定を見送ると発表した。

同社は2012年度を初年度とする中計「12中期経営計画」の編成作業を続けてきたが、円高の定着や欧州債務危機に端を発した世界経済への波及懸念、中国などの新興市場の成長鈍化など、事業を取り巻く環境が急激に変化してきた。

このため、計画の数値目標である売上高や利益、財務指標などの設定を見送り、2012年度は単年度予算とすることにした。

ただ、機能材料、金属・資源、電子材料、素材関連の4つの事業本部に、三井金属アクトを加えた5事業体制で、成長分野である触媒や電池材料、鉱山開発には重点的に注力していく方針だ。