TSテックは、主力事業である四輪車用シート事業の競争力を強化するため、埼玉工場(行田)の敷地内に新シート生産工場を建設すると発表した。

同社は2008年8月に埼玉工場に新内装工場を新設する計画を発表した。今回、生産拠点の集約を視野に入れた埼玉地区の生産体質改革を実施するため、内装工場の建設計画を一旦凍結し、新シート生産工場を設けることにした。新内装工場の建設は、生産効率向上、物流コスト削減の観点から検討を継続する。

約27億円投じて建設する新シート生産工場は、電気使用量50%削減などの省エネルギー対応、材料搬送効率の最適化などによる環境負荷を軽減するとともに、同社グループの先進の生産技術を結集し、生産効率の30%向上、品質管理体制の充実を図る。

また、これまで蓄積してきた生産技術やノウハウなどを全世界に水平展開するなど、グローバルへの発信拠点としての役割も担う。2013年1月から稼働する予定。